- STORY -

ブランドストーリー

- Greeting -

はじめまして。toricoと申します

虜-torico- 世界を虜にするようなあなたのこだわりのスタイルを作るお手伝いをさせてください。 あなたのこだわりは世界で1番カッコイイ! そのスピリットの宿った足袋を履いて、粋な旅に出よう。

- Iki -

toricoと粋

きっと全ての人にとって、オシャレの権利は当たり前に存在する。 人と違うスタイルをカッコイイと思っていいし、貫いて良い。 これが私のスタイルだと 言う生き様こそが、ファッション。 それこそが、「粋」、 虜が信じているオシャレの信念です。

- WATASHI -

toricoと私

子供の頃、私はブスで太っているから、オシャレなんて絶対してはいけないと思ってた。
クラスで目立つような可愛い女の子達とは、自分は違う種類の生き物だと思っていた。


もちろん、かわいい服やオシャレなものを見ると、心がときめいたし、特にビビットな色の組み合わせやワクワクするような柄を見ると、心が踊った。
でもそれは、私のためにあるのではなく、私とは違う種類の人間のために存在するものだと思っていたから、それを私が欲するなんて罪深いことだと思っていたし、ちょっとでも「可愛くなりたい」となんて思ったら…いや、そんな気持ちがあるってだけでも周りに知られたら、恥ずかしくて生きていけない。そう思っていた。


私は幼少期から目が悪く、3歳ごろからかなり分厚いメガネをかけていた。 さらに、10歳ごろはぽっちゃりもしていた。
テレビや雑誌で見る、いわゆる“かわいい”女の子というのは、すらっと細くて、スタイルが良く足が長い。メガネはかけておらず、目が大きくてまつ毛が長かった。
世間で“良し”とされる見本に比べて、自分はダメな存在だと思っていた。 自分も、あんな風に生まれたらよかったのに。 何度そう思ったことだろう。


大きくになってから、メガネはかけなくなり、 その頃よりは痩せたけれど、自分の容姿に自信を持てるところなんて1ミリもなかった。 親や周りから「可愛いよ」と褒められることがあったとしても
どうせ、思ってないくせに。
自分にかけられた褒め言葉なんて全部、嘘。そう思って生きてきた。


それなりに、オシャレもしてみようと思った時期もあった。しかし、流行りの服や、みんなが可愛いというものを、思ってもいないのに「そうだね」と言って着てみるだけで精一杯だった。

恋をしても、男性が自分のことを好きになってくれるわけないと思い込んでいたし、 いやいや、希望を持って頑張ってみようかな?と思っても 「どうせ私なんて、可愛くないんだから、振られるに決まってる。」 傷つくだけだよ。そう言い聞かせ、自分で自分を諦めさせた。

そんな私でも、なんとか結婚もできたが、ずっと自分に自信がないままコミュニケーションをしていたので、うまくいかなかった。 結局、現在離婚して今に至る。

それから数年経ち、仕事を頑張ったり、子育てをする中で、自分とたくさん向き合い、ようやく自分自身に少しずつ少しずつ、自信が持てるようになりつつあった。

自分の心の声に、丁寧に耳を傾けると ほんとうの私はカミングアウトした。

本当は、美容やオシャレを、してみたかった。

服は流行りの形やみんながきている色ではなくて、ありきたりじゃ物足りない。人と違ったものが好きだった。

そう気づいて、思い切って 自分が好きな服を身に纏ってみた。が、意外にも、何も言われなかった。それどころか、 「あなたらしいね!」と称賛された。

そうか。 違ってていいのだ。
違っててカッコイイのだ。

私は、私が好きなものを 身に纏って、
そのスタイルを かっこいい、可愛いと思って良いんだ!

心からそう思えた時、 私の中に生きてる“わたしというアート”が一気に弾けた。


私に足りなかったのは 自分への自信で、 堂々と人と違うものを「好き」と言い 自分のスタイルを貫くこと---
それこそが、私の見つけた オシャレの定義だった。

- JIKATABI -

toricoと地下足袋

世の中には、既に多くの地下足袋ブランドがあるけれど、虜が提供するのはただの地下足袋じゃない。 「粋」を貫くもの。 ファッションとしてあなたのスパイスになるものなのです。

「足袋」といえば日本の伝統的な和柄やコンセプトがあり、長年、職人の作業靴やお祭りの履き物として愛用されてきました。近年、海外生産が主流になりつつあり、安いものがどんどん出てきて、国内生産で伝統としての色が消えつつあします。今までの用途(一般的なイメージの強い、お祭りや現場仕事など)は安い外国製が主流になっているのです。

今、私たちは常識にとらわれず、新しく「ファッション」としての履き物を作りにトライしています。量産品と対称的に、地下足袋を日本の国内工場の職人が作る質の高いものをベースに、フアッションとして価値の高いものを広めていくことで、伝統の技術、日本人のものづくりに対するスピリットを世界に広げていきたいと思っています。

- MADE IN JAPAN -

全て国内工場の職人の手で

地下足袋は100年以上続く日本の伝統。
当ブランドの地下足袋は、すべての工程を職人さんたちの手作業で行っています。
ひとつひとつの地下足袋に、丁寧に向き合ってくださっている職人さんの想いも、一緒にお届けしたい。

もちろん、クオリティが高いことは当たり前。その上で、私が手がける地下足袋ブランドのアイテムは、手に取る人にとって、自分自身に変化を起こす、初めの一歩の小さなアクセントになれば。そう思っています。

世の中には、すでにたくさんの地下足袋や、地下足袋ブランドがあるけれど 虜が提供するのはただの地下足袋じゃない。 「粋」を貫くもの。 ファッションとしてあなたのスパイスになるもの。 「足袋」といえば日本の伝統的な和柄やコンセプトはあるけれども、 それをベースに今までになかった新しい色の取り合わせや現代に合うようなファッションアイテムとしてこれを作りたいのです。届けたいのです。